数字に興味を持ち始めた3歳のI君。この頃は、鉛筆の持ち方も上手になり数字を書いています。鉛筆が正しく持てるようになるまでには、手のひらで物をしっかり“つかむ”、指先を使い3本指で“つまむ”という動きを沢山、経験することが大切です。スプーンやフォークが下から持てるようになったり3本指を使い箸を正しく持つことができるようになるためには、このような動きの獲得が必要になってきます。いきなり鉛筆を持たせるのではなく、フラップでは3歳になるまでに指先手先を使う教具・教材を通し、動きの獲得へとつなげていきます。鉛筆を持つまでには、クレパスや色鉛筆で手首のコントロールを意識した活動にも取り組んでいる子ども達です。
指先を使った教具に取り組んでいる2歳のS君とRちゃん。S君は、3本指を使って小さな豆をつまんで穴に落としています。シール貼りでも指先を上手に使って、はいだり貼ったりしていました。
感覚教具の“触覚板”をしている、もうすぐ2歳のK君。指先で板の粗さを感じています。微妙に粗さの違う板の表面を順に触って確かめていました。