黙々と「はさみ切り」をするI君。最初は直線切りを何枚もやっていましたが、満足する量を切って自信がついたのか、その後は波線やギザギザに挑戦。はさみを上手くコントロールしながら切っていました。勢いづいたI君、長い時間「はさみ切り」に集中し、片付ける頃には顔つきも変わり満足そうにしていました。お迎えに来たお母さんは、その量にびっくりしていました。モンテッソーリ教育では、このような子どもの姿を集中現象といいます。(周囲の音にも気にならないくらい1つのことに集中している姿)I君の「もっと切りたい!」「面白い!」という気持ちは、はさみを使って手首・手先を自らコントロールする“運動の敏感期”、この敏感期が活動とピタリとはまった時、この集中現象を見ることができます。
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集中現象
- 投稿日:2013/02/15
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繰り返しの活動と満足感 »